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社長コラム

次男が帰国子女として日本の大学卒業、その後の進路

2020年04月20日 13:55

今日はマレーシア留学の体験談として、我が家次男のマレーシアと日本での教育体験、その後の進路の話をお伝えしようと思います。特に「英語や中国語を学ぶ方法」、「何時からインター校に入学が良いか」等で皆様の参考になれば幸いです。

彼は私の5人の子供の3番目になり(1番目は男子、2番目は女子)、以下の様な学校経歴があります。

 

1)幼稚園(4歳~6歳):ペナンのセントクリストファーと言うインター校。

  *英語は自然と直ぐに身に付きました。(英語の音感含め)

2)ペナン日本人学校(7歳~15歳):小学校1年から中学3年まで

  *日本人として必要な基本漢字と規律、常識、態度はこの時期に身に付いたと思います

3)ペナン Hang Chang High School(16歳~17歳):英語と中国で教える中華系現地校

  *中国語と英語の授業の中、苦労した時期です

4)クアラルンプール Real International school(17歳~19歳):ローカル系インター校
     (IGCSEプログラム)

  *色々な民族、国の友人が出来、楽しかった時期です

5)クアラルンプール Sunway College(19歳~20歳):大学進学コース(A-Level)

  *日本の大学を目指しながらのA-Levelコースなので両方の勉強で苦労した時期です

6)国立東京農工大学(20~24歳)、工学部:帰国子女枠で入学し卒業

  *当初は日本の学生生活に馴れるのに少し時間が掛かったけれど、しばらくして友人も

   出来、部活、バイト、国内外旅行、研究室等で学生生活を満喫した様です。

 

我が家の教育方針でマレーシアで生まれ育った次男も小学、中学校は現地日本人学校に入れました。従って第一言語は日本語、高校から現地校とインター校で英語と中国で教育を受けたので、両言語とも上達し、特に英語はネイテイブに近いレベルになりました。(TOEIC 975点)

 

日本の大学に入りまた学習言語を日本語に戻し、当初は苦労したと言っていましが、何とか今年(2020年3月)卒業出来ました。親としては、学校を何度も変更し苦労を掛けて来た次男が、苦労を前向きに受止めて頑張ってくれたと嬉しく思っています。

 

大学卒業後は、日本の大手化学メーカーに就職する事が出来、今後は海外事業展開で活躍したいと張り切っています。この機会に彼に、「マレーシアで育ち、勉強した体験」「日本とマレーシアの違い」「どうして英語や中国語を身に付けたか?」「今後マレーシアで学ぶ事を考えている人へのアドバイス等」を聞いてみました。彼の回答を以下にそのまま記載します。

 

1、 マレーシアで育った良かったこと、足りない点。大切なこと。

良かったことは、たくさんの言語を学べることができる点がよかった。また、インターナ

ショナルスクールでは、様々な国籍の人と仲良くなれ、世界のコミュニティーも広がる点

がよかった。足りない点は最終的に日本に戻るとなったとき、大学入試が難しく、なかな

か日本に馴染めないという点があった。

 

2、 マレーシアと日本の社会の違い

マレーシアはイスラム教の人が多いため、その人たちのルールは日本では全然経験したこ

とがないものが多いため、初めはマレーシアの社会に馴染むのは少し大変かもしれない。

しかし、日本も閉鎖的な考え方のため、海外に留学して、自分自身の知見を広げるのはよ いことだと思う。

 

3、 現地校、カレッジと日本の大学の違い

現地校では、日本人以外の学生と交流することができるため、様々な考え方を持つ人と交

流することができ、とても楽しい学生生活になった。その反面、日本の大学は1クラスが

多く、講義の部屋も広いため、なかなか質問できるチャンスが少なく、ただひたすら、講

義内容のノートを取って、自分で勉強するため、効率は悪いと感じた。

 

4、 自分がこれから日本の企業や社会に貢献できる内容

様々な言語を話せ、海外でも長く生活していたため、海外に溶け込みやすい自信はある。

また、これからアジアやヨーロッパ、アメリカなどに海外市場を拡大する部署

に配属されたため、自分自身のバックグラウンドや言語を生かせてもらえる部署に配属さ

れたと思うし、海外の売上比率の上昇で日本の企業に貢献できると思っている。

 

5、 これから日本からマレーシアへ留学を考える日本人へのアドバイス

  A、インター校入学のタイミング(いつ入学するのが良いか?)

インター校入学のタイミングは中学2年生か高校生から入学すると、馴染みやすく、また

言語も早く習得できると思う。(小さすぎると日本語が弱くなると思う)

 

  B、入学に関する注意点

日本の学校とは雰囲気や学校生活が全く異なるため、初めは戸惑いなどがあると思うが、

積極的に友達作りをすれば、とても楽しい学校生活が待っているはず。

 

  C、英語と中国語の学習方法(特に中国語の習得方法)

英語の学習方法は本や教科書より、映画やドラマなどが効果的である。中国語も中華系の

学校に入学する前に、1年半ほど家庭教師を雇っていたが、あまり中国語は話せず、ただ

知識が増える一方であった。そこで、中国語強化クラスでとても大変ではあるが、そのよ

うなクラスがあれば友達とも中国語を話さざるを得ない環境を作ってしまえば中国語はす

ぐに上達する。また、中国語の教科書を勉強する際、学んだ単語を丸暗記だけせず、その

単語を使い、日常生活で使いそうな文や文章を作ることで言葉の使い方を学ぶことができ

、会話の中で自然と使えるようになってくる。

 

  D、大学はマレーシアか他国がお勧めか

大学は正直どこでもいいと思う。自分が将来何をしたいか分かっていれば、その勉強がで

きる大学を探し、勉強するほうが一番ベストだと思っている。また、自分自身が働きたい

国などがあれば、大学はその国に通えば、卒業後、自分が働きたい国で働けるチャンスが

格段と上がる。

 

以上の次男の回答を見て、やはりマレーシアで子供を育てる、教育するメリットは多いと親としても再度実感しております。

 

弊社では私自身の5人の子育て体験も参考にしながら、親の目線で日本から留学を考える皆様のサポートをさせて頂いております。また社内には実際マレーシアで子育てしている日本人お母さんスタッフもおります。

 

クアラルンプールは勿論、教育都市として有名なペナンやジョホールでの留学サポート経験があります。この分野はMM2H、ロングステイ以外に弊社、私個人もお役に立てる分野と信じております。もし具体的にご相談したい内容があれば、以下各支店の担当者まで遠慮なくご連絡下さい。

 

東京オフィス)杉山まで:longstay@cosmosplan.jp 

 

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