マレーシア不動産の魅力、リスクと注意点
3) リスクと注意点
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完成しないか大幅遅れのリスク
開発会社が資金的に十分でないとか物件の販売状況が悪いと途中で頓挫したり、完成が大幅に遅れるというリスクがあります。一部上場企業等では殆ど心配ありませんが名も無い中小の開発会社の物件は注意が必要です!
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不具合リスク
マレーシアでは開発会社によりかなり仕上げに違いがあります。名も無い中小開発会社の物件で日本人には許容できない仕上げのものもあります。
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瑕疵担保リスク
中古を購入する場合は、開発会社の瑕疵担保(通常は2年)が切れているものが多く、現状での引渡しになります。仕上げの悪い物件だと購入後に大規模な修理が必要なケースもあります。
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賃貸できないリスク
日本人が購入出来るRM50万以上の物件のテナントは殆ど外国人駐在員に限られます。外国人駐在員の限られているマレーシアでは物件の立地、設備、内装等により賃貸が難しい物件もあります。
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転売が難しいリスク
物件の立地、内容、売却希望価格によっては転売が中々出来ないケースがあります。購入の際は出口も考えて投資する事が必要です。
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権利、担保に関するリスク
中古取引等で自分がオーナーであるという売る主が実際はオーナーで無かった、実際は連名であった、売却価格以上の担保が設定したあった等のリスクもあります。取引を進める際は必ず現地弁護士を入れて権利と担保関係の確認が必要です。